Sexless Relationship

夫婦のセックスレス割合は?年代別データで見る「あなただけじゃない」

セックスレスの割合を知りたい背景には、「自分たちだけではない」と確認したい孤独感があります。ただし、数字で安心することがゴールではありません。大切なのは、自分たちの関係で何が作れていないのかに目を向けることです。

2026.08.05 | セックスレス
夫婦のセックスレス割合は?年代別データで見る「あなただけじゃない」
セックスレス 夫婦のセックスレス割合は?年代別データで見る「あなただけじゃない」

「こんなにセックスレスで悩んでいるのは、自分たちだけなのではないか」

そう感じると、夫婦の問題は一気に孤独になります。

友人にも話しづらい。親にも相談しづらい。ネットで調べても、自分たちが普通なのか、深刻なのか分からない。

だからこそ、多くの人が「セックスレスの割合」や「何割の夫婦が経験しているのか」を知りたくなります。

まず前提として、セックスレスは決して珍しい状態ではありません。

ただし、割合を知って安心することだけが目的になると、自分たちの関係に本当に必要な確認を見落とすことがあります。

この記事では、年代別に語られやすい一般的な傾向と、割合よりも大切な「自分たちの関係を見る視点」を整理します。

セックスレス全体の原因と解消の考え方は、セックスレスの本当の原因は「心」にある|夫婦の性が戻る心理学ガイドでまとめています。

セックスレスは珍しいことではない

セックスレスは、特別に夫婦仲が悪い人だけに起こるものではありません。

日常会話がある夫婦、家族として協力できている夫婦、周囲から見れば仲が良い夫婦にも起こります。

一般的には、年齢や結婚年数が上がるほど性的な頻度は下がりやすいと語られます。

ただし、この記事では一次データを確認できていない具体的な割合や年代別のパーセントは断定しません。

数値は調査対象、調査年、定義、既婚者に限るかカップル全体を含むかによって変わるためです。

重要なのは、数字そのものよりも、「自分たちはその状態をどう感じているか」です。

定義や期間の基準を確認したい場合は、セックスレスとは?定義・期間の基準と「日本の夫婦の実態」を解説を先に読むと整理しやすくなります。

年代別の傾向イメージ

年代語られやすい傾向見落としやすい視点
20〜30代出産、育児、仕事の変化で頻度が落ちることがある疲労だけでなく、受け止めてもらえる感覚があるか
40〜50代仕事負荷、更年期、夫婦の役割固定で距離が生まれやすい家族としての安心と、男女としての共体験が両立しているか
60代以降体調や生活リズムの変化により、触れ合いの形が変わりやすい性交渉の有無だけでなく、親密さをどう保つか

20〜30代の傾向

20〜30代では、妊娠、出産、育児、仕事の負荷、生活リズムの変化が影響しやすい時期です。

特に子育てが始まると、夫婦が恋人や男女として向き合う時間より、親として機能する時間が増えます。

この時期に起こるセックスレスは、愛情がなくなったというより、心身の余白がなくなることで起きる場合があります。

ただし、「忙しいから仕方ない」で放置すると、性の話題を避ける習慣が固定化することがあります。

40〜50代の傾向

40〜50代では、仕事上の責任、子どもの進学、親の介護、更年期による心身の変化などが重なりやすくなります。

夫婦としての生活は安定していても、性的な関係だけが止まることがあります。

この年代では、「今さら話し合うのが恥ずかしい」「誘って断られるくらいなら何もしない」と感じ、問題が表に出にくくなることもあります。

家族としての安心感はあるのに、日常にはない共体験がなくなっている場合、関係は静かに固定化します。

60代以降の傾向

60代以降では、体調、服薬、生活リズム、仕事からの引退などにより、夫婦の関わり方そのものが変わります。

この年代では、性交渉の有無だけでなく、触れ合い、会話、労わり、同じ時間を楽しむことが親密さの中心になることもあります。

「若いころと同じ頻度であるべき」と考えるより、今の二人にとって自然な親密さを作れているかを見ることが重要です。

割合を知ることの本当の意味

割合を知ることには意味があります。

「自分たちだけではない」と分かるだけで、少し気持ちが軽くなることがあります。

ただし、そこで終わると、問題の本質には届きません。

大切なのは、「何割の夫婦がセックスレスか」よりも、「自分たちは安心感と共体験を作れているか」です。

安心感とは、何を言っても受け止めてもらえる感覚です。

共体験とは、日常にはない体験を二人で味わう機会です。

セックスレスの背景には、このどちらか、または両方が不足していることがあります。

本当の原因については、今後公開予定の「セックスレスの本当の原因|『忙しさ』でも『体』でもない心理的メカニズム」で詳しく扱います。

数字を自分たちの関係に活かす

割合を調べた後は、次の3つを確認してください。

  1. 自分は今の状態をどう感じているか
  2. 相手は今の状態をどう感じているか
  3. 二人の間に、安心して話せる空気と、日常以外の共体験があるか

この3つを見ずに、「多いから大丈夫」「少ないから危ない」と判断するのは早すぎます。

割合は、安心材料にはなります。

しかし、解決の材料にするには、自分たちの関係に引き戻して考える必要があります。

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よくある質問

Q:セックスレスは何%くらいの夫婦が経験しますか?

具体的な割合は、調査対象、調査年、定義によって変わります。そのため、この記事では未確認のパーセントを断定しません。一般的には珍しい状態ではないと語られますが、重要なのは数字よりも、夫婦のどちらかが寂しさや不安を感じているかです。

Q:年代によって原因は変わりますか?

変わることがあります。20〜30代では出産・育児・仕事の変化、40〜50代では役割固定や更年期、60代以降では体調や生活リズムの変化が影響しやすいと考えられます。ただし、どの年代でも安心感と共体験の不足は共通して確認したい視点です。

Q:割合が多いなら放置しても大丈夫ですか?

多くの夫婦が経験する状態だとしても、放置してよいとは限りません。どちらかが寂しさ、惨めさ、不安を感じているなら、原因を見ずに「よくあること」で片付けないことが大切です。

まとめ:割合は入口、見るべきは二人の関係

セックスレスの割合を知ることは、孤独感を和らげる入口になります。

しかし、数字だけで自分たちの関係を判断することはできません。

「あなただけじゃない」と知ることは大切です。

そのうえで、今の二人に何が必要なのかを見ていくことが、次の一歩になります。

SUPERVISION

監修:日本メンタルコンサルティング協会
過去5,000組以上の夫婦相談に向き合い、不倫・モラハラ・仮面夫婦などの関係性課題に伴走してきた経験をもとに、夫婦関係・対人支援・セルフマネジメントに関する情報を発信しています。夫婦問題の解決・修復率94%の実績がありますが、状況によっては円満離婚を選ぶ方もいます。

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