「またその話し?もう忘れちゃったの???」
「何度も何度も同じことを言わせないで!」
(しまった!すごく辛くあたっちゃったなぁ・・・)
介護の場面、日々お年寄りと関わる中で、
こんな場面についイライラされた経験や、
後から自分を責めちゃうような経験ありませんか?
でも、そんな自分を構う暇もないくらい次から次とお手伝いとしているうちに、
知らず知らずのうちにイライラを溜め込んでしまいがちです。
これはとっても辛いですね。。
そんな時、介護に携わるあなたの「その心へ」とあなた自身で寄り添うことのできる、
【心の介護】をご紹介したいと思います。
心に特化した【心の介護】そこで得られる2つのことをお話しできたらと思います。
目の前に、介護の必要なお年寄りがいたら、
何かすぐにでもお手伝いを・・・と思うかもしれません。
でも、思うようにならなければイライラもします。
お手伝いを頻回に求められることもあるかもしれません。
どうにかしよう、どうにかしたいと必死に説得したりする時もあるかもしれませんね。
あなたの心は目の前のお年寄りへと向かうのが、
これまでの自然な流れだったかもしれません。
それは、目の前のお年寄りに意識を向けるのではなく、
意識的に深呼吸を挟み、
「自分の心が今、何を感じているのか?」
「どんなことを考えたのか?」
ということを最優先に「自分の心」に先ず意識を向けてあげます^^
そして、感じたことをありのまま受け入れてあげることが大切な最初のステップです。
目の前のお年寄りのお手伝いや、
即座に応えようとする心に気づいたら一呼吸入れ、
あなたの心に先ずは寄り添い、どんなことを感じたか?を
そのまま受け入れてあげる、ここをなにより大切にしましょう。
目まぐるしく変わる場面の中では、はじめはうまくいかないかもしれません。
でも、そのコツを掴んでくると、
・感じていたイライラよりも実は、とっても怒っていた
・本心の部分で実は、孤独でいっぱいで焦っていた
・平気だと思っていたけど実は、不安で押しつぶされそうだった
こんな風に、イライラの奥で無意識に頑張っていた自分の心に、
その都度、その都度寄り添ってあげられるようになります。
イライラの詳細がさらに明確になると、
「どうしてそう感じたの?」
「それは辛かったよね」
「我慢していたんだね。。。」
本心に寄り添ってあげられる時の心はとっても安心します。
つまり、いままでは無意識に溜め込んでしまっていたイライラの元を
コツコツその都度明確にする作業を意識的に挟み込んでいく取り組みです。
すると、いままでイライラしていた同じ場面が
どんなに目の前で起こっても、同じイライラで反応しなくなってきます。
これは本当に不思議な実体験です。これが、”心の介護”で得られる2つのこと、その1つ目です。
自分がイライラで反応しなくて済む安心感は、
お年寄りの心にもそのまま、無理なく伝わります。
あなたが「あなた自身の心に先ず寄り添うこと」が同時に、
お年寄りの「心」に寄り添うことへと繋がっています。
この繰り返しを行っていると
「介護の負担をお互いが、無理なく軽減できている」ことに、
ふと気づく瞬間がやってきます。
心の介護で得られる2つのこと、その2つ目はここになります。
これまでは自分よりも先ず、お年寄りの心に寄り添うことが
求められてきた部分もあったかもしれません。
あなたの心にあなたが寄り添うことが最優先です。
「心が動けば(あなたの心に先ずあなたが寄り添えば)
からだが動く!(お互いの介護の負担が軽減する)」
まだまだお伝えしたいことが沢山あります。
お年寄りとの日々に悩んだ時、気軽るに声をかけてくださいね!
ご一緒にお話しできたら嬉しいです。