審判的タイプ⇆
審判的タイプの
関係で起こる問題
【お互いに言い訳する・受け入れない】
このタイプ同士は、相手の欠点や間違っていることに対して正当な理由、一般的な常識などを元に指摘したり、批判したりする傾向があります。
また他の対象と比べ、比較して優劣を評価しがちです。
お互いに相手をジャッジし、自分の正当性を譲ることに対する抵抗があるため、意見の相違で、ぶつかることも多々起こります。
そのため、お互いに感情より理論的に物事を解決しようとするので、ルールや制限をかけて、窮屈な関係になる場合があります。
なぜこのようなことが起こるのか?
このタイプは、それぞれ自分専用の優劣の『ものさし』を持っています。
それは今まで積んできた経験を通して、培った知識や常識などによって出来上がったものです。
このタイプ同士の場合、相手を観察しながら、自分の持っている『ものさし』でジャッジしているため、相手の『ものさし』と基準が異なることを考慮していない場合が多いのです。
そのため、お互いの『ものさし』によって相手を見下したり、尊敬したりして、自分の評価を当てはめて理解しようとするため、判断基準の相違が起こり、分かり合えないことがよく起こります。
優劣の『ものさし』を脇に置いて、お互いに大きな気持ちで、そのままでいいことを受け入れていくことで、本来の相手を自分自身の目で見ることができるようになります。