審判的タイプ⇆
依存的タイプの
関係で起こる問題
【相手から任される・相手に頼る】
このタイプ同士は、審判的タイプが相手をコントロールして、依存的タイプが従う関係が成り立ちやすい傾向があります。
審判的タイプが自分の考えを比較的はっきりと持っているのに対して、
依存的タイプは自分の意見を言えない、自信がない、また自分で決めることが苦手なため優柔不断な部分もあります。
そのため審判的タイプの人に決断を任せてしまうことがよく起こります。
なぜこのようなことが起こるのか?
審判的タイプは、今まで積んできた経験を通して、こうあるべきだという自分の観念をもとに評価したり、判断したりします。
それに対して依存的タイプは自分の意見を言いにくい、決められないという思いから、相手にゆだねてしまうことが多いのです。
これは一見、主従関係にみえますが、実はお互いに自分に自信がないことへの恐れをカバーするために取る行動であり、
審判的タイプはその思いを内側に隠す一方、依存的タイプはその思いを行動や態度に表す傾向があるからです。
しかし、どちらのタイプも内面に自信がないという恐れを持っているため、共通の感情を持っていることを理解し合えることができれば、お互いに支え合えるようになります。